岩なだれとせき止めで生まれた300余りの湖沼群の地質と自然

B.裏磐梯湖沼群エリア

1888(明治21)年の噴火により、小磐梯が北側に崩れて川をせき止め、桧原湖、小野川湖、秋元湖、曽原湖の湖や、五色沼を代表とする沼など、300余の湖沼群が形成されました。現在、磐梯朝日国立公園の中心地となっています。

また、この噴火による岩なだれは、数多くの小高い丘を作り出しました。それが流れ山と呼ばれるもので、磐梯山噴火記念館の3Dワールドの裏の露頭では、その断面を観察することができます。

■交通 磐越自動車道 猪苗代磐梯高原ICから車で約30分

B-6.桧原湖

桧原湖と磐梯山

1888(明治21)年の噴火で作られた300余りの湖沼の中で最大の湖は桧原湖である。

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B-7.小野川湖

小野川湖

小野川湖は北東から南西方向に細長い形をした湖で、西吾妻山から流れる中ノ沢や小野川がせき止められてできた。

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B-8.秋元湖

秋元湖

1888(明治21)年の噴火では、岩なだれが秋元原の集落を襲い、一村が埋没。この岩なだれによる長瀬川のせき止めで誕生した。

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B-9.曽原湖

曽原湖の紅葉

磐梯高原の北端にある湖で、1888(明治21)年の噴火よる岩なだれの末端部に位置。

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B-10.中瀬沼

中瀬沼

磐梯山の噴火口を背景に水面をおおうばかりに広がる樹海は、裏磐梯高原でもトップクラスのベストロケーションである。

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B-11.流れ山露頭

流れ山露頭

磐梯山噴火記念館3Dワールド側にある流れ山の露頭。岩屑なだれによる流れ山内部の構造がよく観察できる。

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五色沼湖沼群

五色沼マップ

五色沼湖沼群は裏磐梯を代表する観光スポット。1888(明治21)年の磐梯山噴火で形成された。

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B-17.磐梯山噴火記念館

磐梯山噴火記念館

磐梯山を紹介する火山博物館。磐梯山噴火100年を記念して、1988(昭和63)年に作られた。

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B-18.裏磐梯ビジターセンター

裏磐梯ビジターセンター

「五色沼自然探勝路」の東口にあり、裏磐梯の自然を満喫するための様々な情報が得られる。

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