磐梯山噴火記念館3Dワールド側にある流れ山の露頭。岩屑なだれによる流れ山内部の構造がよく観察できる。
1888(明治21)年の噴火では、小磐梯が岩なだれにより、北側に崩壊。その際に、数多くの小高い丘を作り出したが、これを流れ山(※1)と言う。
磐梯山の北側には数えきれない流れ山が存在しているが、その多くは緑に覆われているため、断面を見ることはできない。
唯一可能な場所が、この3Dワールドの南側の駐車場。
※1 流れ山・・・火山の噴火や地震により発生する岩なだれの堆積地域にできる地形で、小高い丘を作る。それを流れ山と言う。