岩なだれとせき止めで生まれた300余りの湖沼群の地質と自然
1888(明治21)年の噴火により、小磐梯が北側に崩れて川をせき止め、桧原湖、小野川湖、秋元湖、曽原湖の湖や、五色沼を代表とする沼など、300余の湖沼群が形成されました。現在、磐梯朝日国立公園の中心地となっています。
また、この噴火による岩なだれは、数多くの小高い丘を作り出しました。それが流れ山と呼ばれるもので、磐梯山噴火記念館の3Dワールドの裏の露頭では、その断面を観察することができます。
■交通 磐越自動車道 猪苗代磐梯高原ICから車で約30分
B-6.桧原湖
[ DATA ] 周囲:37.5km 面積:10.8平方km 最大深度:約31m 水面標高:819m磐梯山が、1888年(明治21)に大水蒸気爆発を起こし、発生した岩屑なだれが...
続きを読むB-7.小野川湖
[ DATA ] 周囲:9.8km 面積:1.4平方km 最大深度:約22m 水面標高:794m磐梯山の岩屑なだれが渓谷をせき止めた小野川湖は長さが4㎞、湖岸線は約10㎞。湖尻...
続きを読むB-8.秋元湖
[ DATA ] 周囲:19.8km 面積:4.6平方km 最大深度:約34m 水面標高:736m中津川などの清流を集めた秋元湖の原風景は秋元原。明治維新の会津戦争で、会津側に...
続きを読むB-9.曽原湖
[ DATA ] 面積:0.35平方km 最大深度:12m 水面標高:825m裏磐梯高原の湖沼群で4番目に大きい湖。湖周は3.5㎞、原っぱのような湖で、高原のオアシスを思わせる...
続きを読むB-10.中瀬沼
[ DATA ] 水面標高:820m湖沼が最も多く分布する高原中央部で中瀬沼探勝路の展望台から眺望できる。磐梯山の噴火口を背景に水面をおおうばかりに広がる樹海は、裏磐梯高原でも...
続きを読むB-11.流れ山露頭
磐梯山噴火記念館3Dワールド側にある流れ山の露頭。岩屑なだれによる流れ山内部の構造がよく観察できる。1888(明治21)年の噴火では、小磐梯が岩なだれにより、北側に...
続きを読む五色沼湖沼群
五色沼湖沼群は裏磐梯を代表する観光スポットとして有名。桧原湖南岸の裏磐梯物産館から東に延びる3.6kmの自然探勝路(たんしょうろ)のまわりい点在する大小30余りの小湖沼から...
続きを読むB-17.磐梯山噴火記念館
磐梯山を紹介する火山博物館。磐梯山噴火100年を記念して、1988(昭和63)年に作られた。1888(明治21)年の噴火の様子を大型模型と大型映像で再現。当時の...
続きを読むB-18.裏磐梯ビジターセンター
四季を通じて多くの人が訪れる「五色沼自然探勝路」の東口にあり、裏磐梯の自然を満喫するための様々な情報が得られる。季節の見所や周辺情報だけでなく、国立公園でのマナーな...
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