1888(明治21)年の磐梯山噴火による泥流の末端部
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1888(明治21)年の岩なだれによるせき止めで誕生した秋元湖。
その水量と高水位を利用して建設された発電所や、この噴火による泥流で亡くなった人々の慰霊碑があります。
長瀬川の対岸には、磐梯山の古い時期の岩なだれにより運ばれたと思われる集塊岩の巨石があり、近隣の人たちから「赤猫大明神」として信仰を集めていました。
■交通 磐越自動車道 猪苗代磐梯高原ICから車で約15分
E-32.殉難之精霊碑
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殉難之精霊碑(じゅんなんのせいれいひ)は、明治の噴火による犠牲者を追悼するために、1925(大正14)年に建てられたものである。
続きを読むE-33.長坂遺跡
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自然造形の一つである山は、古くから日本人の信仰対象として崇拝され、会津の人々が朝夕と拝する秀麗な磐梯山も古くから在地神として信仰されていたが、東北地方には岩手山や岩木山など...
続きを読むE-34.秋元発電所
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発電所は長瀬川と酸川(すかわ)の合流点の北方の断層沿いに位置している。磐梯山を取り巻く地域は湖沼がたくさんあり、その水の活用として水力発電所が多数作られてきた。この...
続きを読むE-35.赤猫大明神(猫石)
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「猫石」とは、磐梯山の古い時代の岩なだれで流されてきた巨石で、地元では「赤猫大明神」と敬われている。この猫石は長瀬川の東、伯父ケ倉(おじがくら)集落の北西のところにあるが、...
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