磐梯山信仰と結びついた会津仏教文化発祥の地 「慧日寺」寺院群と翁島岩なだれ地形

F.磐梯火山南西麓エリア

JR磐梯町駅南方300から400メートルの鉄道沿線に、風化の進んだ安山岩の火山岩塊が散在しています。
これは磐梯火山の爆発により生じた岩なだれ(翁島なだれ)が運んだ岩塊です。

このエリアには、平安時代の初期に徳一菩薩によって開創され、さまざまな文物の招来を通して、会津仏教文化の礎を築いた慧日寺があります。
また、磐梯山の修験道は慧日寺を基点に、更科不動滝を通る東道と、猫魔ヶ岳を通る西道の2つのルートがあって、この経路模型は磐梯山慧日寺資料館に展示されています。

■交通 磐越自動車道 磐梯河東ICから車で約10分