磐梯山麓標高700mの高台に位置する天鏡台は、約3万年前に噴出された溶岩により形成されており、後方に磐梯山主峰、前方に猪苗代湖や遠く南会津、那須連峰を望む景勝地です。
川桁断層による断層崖地形も見られます。また、噴出したマグマが空中で冷え固まって生じたパン皮状火山弾が露出しています。

火山性の扇状地が分布する磐梯山南麓には、1589(天正17)年、芦名氏と伊達氏との合戦が行われた摺上原古戦場があり、この合戦での芦名家家臣の忠誠を後世に伝える三忠碑や、旧二本松街道の松並木も点在します。