磐梯山南麓にある神社・城跡などの歴史遺産と1888年噴火の爪痕

H.猪苗代中央エリア

この山麓にある「見祢の大石」は、1888(明治21)年の噴火の際、火口付近にあった安山岩の巨塊が火山性泥流にのって運ばれたもので、国指定天然記念物となっています。

磐椅神社は、和銅年間に創建されたとも伝えられる古社で、「延喜式神名帳」に記されたいわゆる「式内社」としても知られており、会津地方を代表する格式ある神社です。また、会津初代藩主保科正之公没後1675(延宝3)年に創建された土津神社には、保科正之が祭られています。神社、奥の院(保科正之公の墳墓)ともに会津藩主松平家墓所として国指定史跡となっています。

■交通 磐越自動車道 猪苗代磐梯高原ICから車で約10分