白山市議会視察

7月15日…1888年(明治21年)のこの日、7時45分に磐梯山の噴火が始まりました。
水蒸気爆発により小磐梯が崩壊し、岩なだれが北麓の集落を襲い、遠く猪苗代町にも及びました。
岩なだれのスピードは、時速70~90kmと言われています。
被害は明治時代以降、日本では最大規模のもので、477人が犠牲になりました。
もし噴火がなければ、300余りある湖沼群もできることはなく、福島県を代表する自然の観光地にはならなかったかもしれないと思うと、複雑な気持ちになります。

さて、そんな特別な日に、白山手取川ジオパークを有します、白山市議会産業建設常任委員会の視察が行われました。

まずはご宿泊のお宿さんの前で、磐梯山を見ながら1888年の噴火のことなどをお話をさせていただきました。

その後、関連施設の磐梯山噴火記念館へ移動し、佐藤副館長のお話。

毘沙門沼(五色沼)では、五色沼のなりたちのことなどを解説させていただきました。

ここで余談にはなりますが、毘沙門沼のところには磐梯山ジオパークの解説看板が設置されています。
この解説看板は、日本語と英語の解説が併記されています。五色沼は海外のお客様も非常に多く、英語の解説がとても役に立っている様子でした。

五色沼を訪れたなら、こちらもぜひご見学いただかなくてはいけません。関連施設の裏磐梯ビジターセンター
館内と雪室を見学いただきました。

最後に、当事務局におきまして磐梯山ジオパーク協議会の活動についてお話をさせていただきました。

皆様、暑い中お疲れ様でした。

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