第6回磐梯山ジオパークフォーラムジオツアー

11月9日(月)第6回磐梯山ジオパークフォーラムジオツアーが磐梯町で催行されました。
今回のジオガイドは「磐梯やま楽校」のメンバーが担当し、磐梯町周辺に残る戦国時代からの墓碑、顕彰碑と「磐梯山岩なだれ」の巨石をめぐる“石”をテーマにしたツアーになりました。

午前9時30分、磐梯町中央公民館からバスに乗ってスタート。
まずは戦国時代に会津藩主葦名義広と米沢藩主伊達政宗(「独眼竜政宗」です)が決戦した磨上原(すりあげはら)近くに建つ三忠碑(葦名軍3人の忠臣の顕彰としてのちの会津藩主8代、松平容敬(かたたか)が建立)から見学しました。
この地は近世の会津と二本松(福島県中通り地方)を結んだ二本松街道でもあります。
この後、玄翁石(げんのう:金づちの別名になった和尚の名前)、弁慶の硯石(すずりいし:弁慶が借用証文を書く際に墨をすった硯代わりの石)の伝説のある石を訪ね、岩なだれ露頭と流れ山の巨石(磐梯町の七石と呼ばれています)の鏡石、平石を見学し、三忠碑の3人の墓碑を巡りました。

参加者は、今までと違った切り口と視線でのジオツアーを楽しみました。


バスに乗り込みます。いよいよ出発です。


三忠碑に戦国時代の世界を想像します。「独眼竜」伊達政宗は強かった~。


みなさんの立っている場所が二本松街道のあとです。


玄翁石は、玄翁和尚が割った殺生石のかけらが那須から飛んできたという伝説があります。


弁慶の硯石。水がたまって墨が磨れそうに見えます。


田んぼの真ん中にある鏡石。てっぺんに上るといい景色だそうです。


JR磐梯町駅近くの線路沿いに流れ山露頭があります。


三忠碑に記された「金上盛備(かながみもりはる)」の墓碑。イチョウの葉が散っていました。

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