穏やかな猪苗代湖畔の森にきました
8/25(木)
猪苗代湖北西岸の「長浜」に来ました。
長浜は猪苗代湖の北側を通っているR49(国道49号)が湖岸に一番近い場所です。もう少し西に会津若松方面にむかえば、岸からすぐ猪苗代湖唯一の島「翁島」が見えます。
ここ長浜からすぐ小高い丘に登っていくと「猪苗代湖畔の森」です。
豊かな森が丘を連ねて広がっています。
なぜ急に丘があるのか?
お気づきですね!
そう磐梯山の流れ山地形です。(翁島も流れ山です)
約5万年前の磐梯山の岩なだれの跡です。
猪苗代湖を高台に臨むので景色が素晴らしく、明治時代に皇族の有栖川宮威仁親王(ありすがわのみやたけひとしんのう)が、ご別邸「天鏡閣」を建てられました。(とても長い名前ですが、皇族に興味のある方は検索されるといろいろ(!)が出てくる殿下です)
この縁で大正時代には迎賓館(旧高松宮殿下翁島別邸)が建てられましたが、このお話はまた次の機会にします。
続けて北上していった台風の気配もすでになく、穏やかな朝日を浴びているかめ丸と天鏡閣をみながら(NHKブラタモリでタモリさんが訪ねたところです)磐梯山ジオパークののぼり(天鏡閣駐車場にあります)のチェックに来た次第です。
さいわい台風の被害もあまりなくポールを一本替えて済みました。
かめ丸に乗ったり、天鏡閣をじっくり見学したりできませんでしたが、(←仕事中だろう の声)私の代わりに、みなさんにゆっくり訪ねてみていただきたい場所です。
長浜の駐車場に磐梯山ジオパークの解説版。湖上に待機するかめ丸。
かめ丸とペア(?)のはくちょう丸。タモリさんはかめ丸に乗りました。
桟橋からみるとお母さんかめのまつ毛がキュート! かつて昭和天皇もご乗船されました。
天鏡閣駐車場の解説看板。奥に写っているのぼりが、ちょっと傾いています。今助けに行くからね!
磐梯山ジオパークを案内してね。無事復活!朝日を浴びてはたはたと...
天鏡閣の門。門柱の上に電燈が! このために電気を引いてきました。
いつみても立派な天鏡閣。今造るといくらかかるんでしょう !? 八角形の望楼が素敵です。
秋の紅葉は見事です。ぜひ訪ねてみて下さいね。(冬の雪の中の立ち姿も楚々としています...)
お待ちしています。