磐梯山ジオパーク特別講演(第3回)が開催
2/5(月)
ピンポイントで穏やかな天気の中(北陸は豪雪で大変のようです)、猪苗代町の「学びいな」を会場に、今年度最後の「第3回磐梯山ジオパーク特別講演」が開催されました。
講師には文化庁文化財部記念物課文部科学技官の柴田 伊廣 氏(前 室戸ジオパークのほうが記憶にありますが)と、下仁田ジオパーク 下仁田町教育委員会教育課下仁田ジオパーク推進係の関谷 友彦氏(群馬県から埼玉県、栃木県をこえて来ていただきました)のお二人をお迎えしました。
柴田氏には「ジオパークにおけるジオサイトのと関連する記念物の保存活用」の論題で、日本ジオパークのかかえる「ジオサイト」のガラパゴス化(内部で独自の発展をとげてきた状況)の指摘や、今後の目指す点など解り易く楽しくお話しいただきました。
関谷氏には「下仁田ジオパーク条件付き再認定からの再認定までの歩み」の論題で、再認定審査で条件付き認定(2年間)を受けてから2年後、認定をうけるまでの状況など、わかりやすい解説で話していただきました。
柴田氏の話の中で条件付き認定を受けてから2年後、さらに取り消しになった事例(日本ジオパーク史上初で衝撃をうけました…)の解説があったので、たいへん参考になりました。
お二人ともまだ若い(笑)パワーを溢れさせていて、とても力を分けていただいた感じでした。
今回の特別講演は、磐梯山ジオパークのかかえる問題に直結していてとても参考になりました。
話の中で、ネットワークの重要さが再認識できたのも今後につながる点でした。
日本ジオパークネットワーク、盛り上げていきましょう。